嬉野のお供日(おくんち)に披露される面浮立は佐賀独自の伝統芸能で、かけうち(踊り手)が鬼の面(浮立面)をかぶり頭にシャグマ(毛又は麻)をつけ前には小太鼓をつりさげ、笛や鐘、太鼓のリズムに合わせて手を振り足あげておどる勇壮な踊りです。佐賀県重要無形民族文化財の指定を受けており、「五穀豊穣」「雨乞祈願」「奉納神事」などの祭りごとや特別の行事になくてはならない伝承芸能であり、地元の人々に親しまれ、また県外にも広く知られています。
今年は四年に一度の「温泉区面浮立」の当番年でした。四十日間に及ぶ猛練習を積んで臨んだ11月3日はあいにくの雨、下ノ 宮から豊玉姫神社までの道中は急ぎ足となりましたが、境内では雨も止み無事に奉納を終えることが出来ました。(弊社三代目も「かけうち」として頑張りました。)
翌4日は打って変わって秋晴れの快晴となり、町内各地でお披露目、当店内やお店回りでも披露され、お客様やご近所の皆さんで賑わいました。(2013.11.5)
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