こんな年は初めてでした。
春先の寒ですっかり遅くなっただけではありません、収量は一割減ながらお茶時期の長かったこと。我々商社も生産面では毎日の荒茶入札と仕上げに追われ、販売面では納期に追われ、肉体的にも精神的にも厳しい年でした。生葉生産者の方々には尚更のことだったと思います。が、しかし、出来上がった新茶を味わえば心に沁みる充足感・・・「お茶屋で良かった!!」と至福の思いが広がります。

   ゆうぐれは 子供だらけの 青葉   山頭火               〈 2011.05.28〉

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